妊活をしているときは、セックスをどれぐらいの頻度でするべきか、悩みますよね。

妊娠する確率を増やすためにはできるだけ回数を増やした方がいい気もしますが、回数が増えすぎると身体にかかる負担も心配ですし、何より回数を増やしすぎたことでセックスが義務的になってしまい、楽しめなくなるのでは…という不安もあります。

では妊活をしているときに、セックスはどれぐらいの回数でするといいのでしょうか。

一般的なセックスの回数ってどれぐらい？

夫婦やカップルでそれぞれなのですが、一般的なセックスの回数を知っておきたいですよね。自分たちの回数は少ないのか多いのか、判断する基準にもなります。

一般的には、週に2回から3回ぐらい、といわれていますね。これはあくまで日本の平均なのですが、最近はもう少し減ってきているという話もあります。忙しく共働きで頑張っている夫婦も増えていますし、日本はセックスレスが進んでいる、なんていわれている国です。
週に1回ぐらいの夫婦も多くなっていますね。

また年代によっても変わりますよね。あくまで一般的な回数なので、それより多くても少なくても問題ありません。ただし、妊活をしているなら、週に1回や月に1回では少ないですし妊娠する可能性も低くなってしまいます。忙しくてなかなか時間がないかもしれませんが、週に2回から3回は維持しましょう。

回数はできるだけ多く…が理想

妊活を頑張りたいなら、できるだけ回数を増やすことをおすすめします。回数を増やしすぎると精子の濃度が薄くなる、少なくなる…という話も聞きますが、実は関係ありません。

実は禁欲期間を設けてしまって、その期間が5日を過ぎてくると、精子の数が反対に減ってしまうことがわかっています。

反対に毎日射精をしていても、精子の濃度や数は変わらないという結果も出ているので、妊活をしている場合はできるだけ多くのセックスをおすすめします。

回数を増やして頻度が高いセックスをしていれば、送り込まれた精子の寿命が来る前に次の精子が送り込まれることになりますよね。
そのため、精子の数が増えるのでその分、卵子と出会って受精卵になる確率も高まります。もちろん受精卵がちゃんと着床してこそ妊娠になるのですが、まずは出会いのチャンスを増やしてあげることが大切です。

回数とタイミング

できるだけ回数を増やすのが大切だと思っていても、毎日頑張れる人はごくわずかではないでしょうか。お互いに仕事で疲れているとか、そういう気分ではないときもありますよね。
気分が盛り上がらないのにセックスをすることほど、辛いものはありません。せっかく愛する人と触れ合える時間なのに、妊娠するための行為にはしたくないですよね。

そういう場合は、排卵日前後のセックスを心掛けてください。回数を増やすことと排卵日前後にタイミングを設定することで、妊娠する確率はかなり高くなるといわれています。排卵日前後はできるだけ回数を増やしてみましょう。

日頃から2人でスキンシップを

妊娠する可能性を高くするためには、排卵日前後にできるだけセックスの回数を増やす…というのが一番の方法です。しかし、排卵日前後になったからといって、いきなり回数を増やすのって大変ですよね。今まで回数が少ないと、毎日セックスすることに疲れてしまったり、何だか妊娠するためだけの行為のような気持ちになります。

そうならないために、日頃からちゃんとスキンシップをとって、期間が空きすぎない程度にセックスの回数を保っておきましょう。そして排卵日前後は2人で気合を入れて頑張れば、自然と妊娠する可能性が高まっていきます。

あまり無理してはいけませんが、妊活には夫婦2人の頑張りが必要です。どちらかだけが負担を感じないように、セックスの回数について2人で一度話し合っておけるといいですね。