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勃起障害って何?気になる症状と原因と予防と治療法まとめ


男性の抱える悩みの一つに、勃起障害があります。世間ではEDと呼ばれていますね。実は成人男性の4人に1人が勃起障害に悩んでいる、ともいわれています。

勃起障害かもと思っても、病院に行かず誰にも相談せずに悩んでいる人もいるので、実際に勃起障害の人はもっとたくさんいるのでは…と推測されています。

勃起障害とはどのようなものか、症状や原因、そして治療法や予防法までご紹介します。

勃起障害って何?


勃起障害(ED)は、勃起機能が低下している症状のことを総称したものです。完全に勃起できない、勃起するのに時間がかかる、勃起しても途中で力をなくしてしまう、というような症状も勃起障害といえるでしょう。

性交時に十分な勃起ができない、もしくは維持ができずに満足な性交がおこなえない、ということを定義としています。

勃起障害の症状


勃起障害には様々な症状があります。

・性欲はあっても勃起できない
・勃起しきれていない
・勃起が持続できない

というような症状を感じたら、それは勃起障害です。

通常の勃起というのは、性的刺激を感じて脳が信号を出し、神経を伝わって陰茎海綿体という部分の動脈が広がって、血液が流れ込みます。そして血液をスポンジ状になっている海綿体が吸い込み、それが大きく膨らんで勃起する、という仕組みになっています。

勃起障害になると、動脈がうまく広がらずに血液が流れ込まない、もしくは神経がダメージを受けているためうまく伝達できない、という可能性があります。

勃起障害の原因

勃起障害が起こるのには原因があります。

・年齢の影響
加齢によって勃起障害が起こりやすくなります。血管や神経に障害が出ることが影響しています。特に動脈硬化は大きく関係していますね。
加齢で動脈は柔軟性を失って硬くなりやすいので、血液がうまく流れ込まずに勃起障害が起こります。

・心因による要因
心因性EDは現実心因と深層心因の2種類があります。現実心因は、女性から勃起できないことに対して不満を言われたとか、毎日疲れがひどい、奥さんとの生活がうまくいっていないなど…ストレスですね。
深層心因は、日頃のストレスではないものの、過去の出来事にトラウマがあり、深層の原因によって勃起障害を起こすこともあります。

・生活習慣病
生活習慣病である糖尿病や高血圧、高脂血症といった症状は、血管や神経に悪影響を与えてしまうものです。それによってうまく勃起しづらくなるといった勃起障害を招いてしまうでしょう。

・泌尿器科系の疾患
勃起障害が病気の影響で起きている可能性も考えてください。この場合、病気の治療をしっかりしなくてはいけません。

勃起障害の治療法


勃起障害かも…と感じたら、まずは病院で診断してもらい、その後治療が始まります。診断は問診が中心となっており、勃起障害の治療に使う薬の服用が可能かどうか、といった判断をするために、血圧や血液検査、尿検査、心電図検査などもおこないます。

薬が処方されて、注意点や服用方法などを確認し、自宅で薬を飲んで治療する、という方法が勃起障害の基本です。

原因によっては他に治療が必要になるので、その原因を治療するのが先となるでしょう。人になかなか言えない悩みかもしれませんが、勇気を出して病院で相談してみてくださいね。

勃起障害を予防しよう


勃起障害は治療によって治すことができますが、勃起障害になる前に予防できたらいいですよね。予防のために、食事は栄養バランスに気を付け、タバコは吸わない・お酒は控えめに…という生活を心掛けましょう。

適度な運動をして、ストレスを溜めないように気を付けるだけでも勃起障害の予防になります。

そして何より、パートナーとうまく関係を持ちましょう。勃起障害について、相談できるような関係性だといいですね。性行為に自信がなくなって関係が薄くなる夫婦も多いのですが、そういうところも受け入れてくれる関係性が、男性に自信を持たせてくれます。