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不育症って何?妊活・不妊中の人は覚えておきたい「不育症」について


妊活や不妊治療をしていると、色々な言葉を勉強しますよね。妊娠するためにはこんなに努力が必要なんだとか、妊娠するのは本当に奇跡なんだなとか…色々なことを学びます。妊娠しても、お腹の中で赤ちゃんが育たないこともありますね。そのような状態を、不育症といいます。

不育症とはどのような状態のことなのか、不妊症とはどう違うのか、妊活中や不妊治療中の人は知っておきましょう。

不育症とは?


妊娠しても、何度も流産を繰り返してしまうことを不育症と呼びます。流産する以外にも、子宮内で胎児が亡くなったり、早産や死産などを繰り返すこともあります。不妊治療をしている段階では、まだ先の話であまりイメージが沸かないかもしれませんが、妊娠が出来ない状態を不妊症といい、妊娠は出来ても赤ちゃんが育ってくれないのが不育症となっています。

不妊でなかなか妊娠ができないことも辛いですが、せっかく妊娠をしても、流産してしまうのは、喜びから悲しみへ突き落される出来事です。せっかく授かったのに流産…という現実はあまりに辛すぎます。特に妊娠の喜びを感じた後になると、さらに辛いですよね。

妊娠は心身ともに健康な状態が理想ですから、一度流産や死産、早産などを経験してしまうと、もし次もそうだったら…という不安に襲われます。その結果、心の不安定さやストレスなどが身体に悪い影響を与えてしまって、授かりにくい身体になる可能性もあるでしょう。

当然一度の流産だけでも辛いのに、不育症はそのような状態が何度も繰り返されるのですから、何度も辛い現実と向き合わなくてはいけない、そんな辛い症状です。

不育症の検査について


不育症かどうか、ということは検査でチェックできます。一般的に妊娠したのに流産が2回続いたら、検査を受けた方がいいといいます。しかし、2回流産をしていたとしても、その8割近くの人が不育症ではなく「偶然」という結果も出ています。とはいえ、2回続けばもしかして…と可能性もないわけではないので、もし不育症だった場合はできるだけ早く治療が受けられるように、2回流産をしたら検査をする、という流れが一般的となっています。

不育症になってしまうのはなぜ?


不育症になってしまう原因は様々で、実は検査で不育症と診断された場合でも、原因不明の割合は6割近くあります。そのため、特別な治療は行われずにカウンセリングだけで次の妊娠へと進むことが多いです。

原因として考えられるのは、夫婦染色体異常、子宮形態異常、内分泌代謝異常、血液凝固異常などです。この中で積極的に治療が行われるのは、内分泌代謝異常と血液凝固異常です。内分泌代謝異常に関しては、内分泌系の病気を治療することが優先され、その治療が終われば不育症も自然と改善されていくといわれています。血液凝固異常は血液が固まって血栓ができてしまうので、血栓ができないように薬物治療を行います。

感染症が原因となっていることもあり、その場合は妊娠する前に感染症治療を行って次の妊娠へと進みます。

不育症の受け止め方

不育症になってしまうと、もう二度と妊娠することができないのではないか、という考えになってしまいますが、決してそういうわけではありません。なんと妊娠した女性の約4割が流産を経験しているといわれているぐらいです。年齢が高くなったりすると流産になる確率も高まってしまいますが、その理由は染色体に異常がある卵子が排卵される割合が増えるところにあります。

不育症と診断されても無事に妊娠して出産をしている人はたくさんいます。あまり大げさに考えすぎず、日頃から健康に気を配り、ベストな状態で赤ちゃんを迎えいれるように体調を整えておきたいですね。