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妊娠超初期症状はどういう症状?妊活中にチェックしておこう


妊活に取り組むにあたり、基本として知っておきたい知識が「妊娠超初期症状」について。

通常の妊娠初期症状として、妊娠すると生理がこなかったり基礎体温が上がったりするのは一般的な話。それに“超”がつく症状とは、一体どのような初期症状なのでしょうか。

妊娠超初期症状とは?


妊娠すると体内で“妊娠の準備”が行われ、その状況を継続するために必要な黄体ホルモン(プロゲステロン)が過剰に分泌されることで妊娠超初期症状が起こります。

この妊娠超初期症状ですが、生理前の症状と非常に似ているため判別しにくいのが特徴。つまり妊娠超初期症状が出ていても、あまり気づかないというわけです。

主な自覚症状としては腰痛や下腹部の痛みが代表的ですが、ほかにも便秘や下痢になったり尿の頻度が多くなったりします。

<主な生理現象>
・腰痛・下腹部の痛み
・尿の頻度が多い
・便秘や下痢
・乳房に張りや痛みを感じる
・イライラしやすくストレスを感じやすい
・モヤモヤや不安を感じる
・普段より体のダルさを感じる
・頭痛がひどくなる
・強い眠気に襲われる
・ニオイに敏感に反応するようになる

ニオイに敏感になる?

なかでも妊娠超初期症状の傾向として多くの人が感じるのは、ニオイに対して敏感になること。それまで気にもしていなかったのに、急にニオイに反応するようになるんです。

また、寝不足でもないのに強い眠気に襲われ「いつでも体がダルいような感覚」になるのも妊娠超初期症状の特徴。

これは、黄体ホルモン(プロゲステロン)による影響で、継続的に体温が上昇していることで動作が鈍くなっているサイン。

また、ニオイに敏感に反応してしまうのは、妊娠したことで過剰に分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が作用しているからだと考えられます。

エストロゲンは嗅覚を鋭くさせる性質があり、とくに妊娠中はエストロゲンが過剰に分泌されるため、ニオイに対して敏感になりやすくなるのです。

症状がひどくなると一般的に“いい匂い”とされるニオイでも不快に感じる場合もあり、これは妊娠超初期症状ならではの現象と言えますね。

妊娠超初期症状かと思ったら


妊娠検査薬で陽性の反応が出たら、産婦人科の専門医に検査してもらい正常に妊娠しているかを確実に知ることが重要です。

そのためには、「子宮内の正常妊娠チェック」と「胎児心拍の有無」を確認する必要があります。つまり、エコーによる超音波の胎児チェックです。

もしかして妊娠超初期症状かも?と思ったら妊娠の有無を確認するためにも早い段階で婦人科の検診を受けましょう。生理前だと思ったら、妊娠していたというケースも珍しくありません。

妊活に取り組むにあたり妊娠超初期症状についてお話ししましたが、結局のところ自分で判断するのは難しいと言えそうです。

妊娠超初期症状は主に2つの女性ホルモン(プロゲステロン・エストロゲン)がもたらす症状で、妊娠することで表れる体質の変化になります。

しっかりと知識として理解しておき、正しい妊活に取り組みましょう。今後の妊活のために、ぜひ覚えておくと便利ですね。