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不妊治療は周りに伝えるべき?妊活を伝えるメリット・デメリット


なかなか赤ちゃんを授かることができず、不妊治療を始める人も最近は増えてきています。前よりはとてもオープンになって、不妊治療をすることを周りに伝える人も多いです。とはいえ、まだ不妊治療が当たり前ではなく、人には打ち明けづらい…と周りに伝えられないまま不妊治療をしている人もいるでしょう。

不妊治療を始めたとき、周りに伝えるべきなのでしょうか。妊活していること、不妊治療をしていることを伝えるメリットとデメリットについてご紹介します。

妊活・不妊治療ってどういうこと?


妊活と一言で言っても、様々なものがあります。

・生活習慣を整える
赤ちゃんを授かりやすい身体にするために、今までの生活習慣を見直すことはとても大切です。今までは自分自身のためだけの生活でよかったのですが、赤ちゃんを授かりやすい身体にするためには、変えなくてはいけないことがたくさんあります。

睡眠の質を高める、栄養バランスを整える、運動不足を解消するなどです。

・基礎体温をつけてタイミングをチェックする
基礎体温は女性の身体の状態を把握するために大切です。不妊で悩んでいる場合、どこに不妊の原因があるのか、予測するために基礎体温を使います。排卵日も把握できるので、赤ちゃんを授かりやすいタイミングを知るためにも大切です。

・病院で治療を受ける
なかなか授かることができないとなると、体外受精や人工授精といった、本格的な治療をおこなうことになります。病院で治療を受け始めてからは、妊活の中でも“不妊治療”をしている、という認識が強くなりますね。

妊活・不妊治療を周りに伝えるメリット


・生活習慣を整えやすい
飲み会や食事などもお付き合いがあると、断りづらいですよね。とても気が知れた友達なら妊活していることも伝えて一緒に楽しめるように工夫してもらえますが、伝えることが出来ない間柄のままでは、せっかく妊活していても生活習慣が整えられず、授かりやすい身体を目指すことができません。

きちんと伝えておけば、無理をせずに済みますし、無茶なお誘いもなくなるでしょう。

・仕事の内容の相談ができる
身体に負担がかかる仕事をしていて、妊活を始めたから仕事の内容をちょっと見直してほしい…と相談しやすくなります。何も理由がなく仕事の内容の見直しを相談することはできませんが、妊活をしているので…と伝えれば、理解してくれる職場も多いでしょう。

・病院に通う時間を作りやすい
妊活や不妊治療をしていると、定期的に病院へ通わなくてはいけません。仕事を早退したい、遅刻したい、休みたい…というときに、何度も理由を考えるのは大変ですから、ちゃんと妊活していることを伝えて、病院へ通わなくてはならない、と話しておくと楽です。

妊活・不妊治療を周りに伝えるデメリット


・周りの人が気を使いすぎる
妊活をしています、と伝えると、多くの人が気を使ってくれます。とてもありがたいことなのですが、やはり気を使われすぎるというデメリットがあります。とても申し訳ない気持ちになりますし、それだけ相手にも負担をかけていると思うと、何だかいたたまれない気分になってしまいますよね。

伝えずにいたほうが、相手に気を使われないから楽、という考え方もあります。

・結果を焦らされる
妊活や不妊治療は、いずれ結果が出ることを願ってのことです。しかし、いついい結果が出るか、タイミングもあります。周りに伝えておくと、“そういえば最近妊活はどう?”などと尋ねられることも多いでしょう。

思ったよりもうまく行っていないとき、そう聞かれるたびに結果が出ていないプレッシャーを感じてしまいますよね。精神的に追い詰められると妊活もうまくいかなくなってしまいます。

伝える人と伝えない人を判断する

周りに伝えるのはメリットとデメリットがあり、実際に伝えたほうがいいのか…それとも伝えないままにしておいたほうがいいのか…悩んでしまうところです。

伝える人と伝えない人、2つに分けて考えてみましょう。
伝えたことによってメリットが大きい場合は伝えておいたほうがいいですし、デメリットが多そうなら、しばらく伝えずにおきましょう。
その時自分がどうしたほうがいいのか、ちゃんと考えることが大事です。