妊活中にランニングをしてもいいの?健康を維持しながら妊活する方法
妊活中、または妊娠中のストレスは発散しなければなりません。イライラやモヤモヤを蓄積すると女性ホルモンの分泌を妨げ、自律神経を乱す原因になります。
自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れと深いつながりがあるため、月経や排卵に好ましくない影響を及ぼし、妊娠しやすい体質づくりの邪魔をしてしまうわけです。
そのため、できるだけ妊活中はストレスをためない生活習慣を心がけ、定期的にストレスを発散し、しっかり健康を管理する必要があるでしょう。
妊活中のランニングはOK?
ストレスを発散するとき、とても健康的な方法がウォーキングやランニングです。しかし、体への負担を懸念して、ランニングしても大丈夫なのか悩む人もいると思います。
ハードな運動量でなければ、妊活中にランニングしても問題ありません。ランニングは有酸素運動ですから、血液の巡りも良くなって妊活にとって好ましい習慣と言えます。
ただし、長い時間をかけて走るのは避けましょう。1日30分、週に4~5日が目安。それ以上になると体への負荷も大きくなりますし、疲労を蓄積するような運動はNGです。
また、今までランニングしたことがない人が急に走るのも避けたほうがいいですね。はじめはウォーキングから始めて、徐々にランニングへとシフトしていくと効果的です。
オススメのランニングプラン
体への負担を考えるなら、ランニングとウォーキングを組み合わせたプランを日課にすると無理なく続けられてストレス発散にもつながります。
●一週間のうち、3回はランニング(1日1回30分が目安)
●一週間のうち、3回はウォーキング(1日1回45分が目安)
●終わったあとは必ずストレッチ運動をする
●一週間のうち、1日は体を休ませる
上記の条件でランニングとウォーキングを日替わりで交互に行う
ランニングを続けるにあたり、習慣化したい日課が「たくさんミネラルウォーターを飲む」ということ。1日に飲む目安としては、1.5リットル~2リットルがベスト。
キレイな水分を補給しながら日々の有酸素運動を継続することでデトックス効果も期待でき、健康だけではなく美容やダイエットにも効果的。
人間の体は60%以上が水分と言われていますし、キレイな水で体内を循環させることは非常に合理的で体が喜ぶ習慣と言えるのです。
受精したあとのランニング
妊活中は適度なランニングはOKですが、問題は受精したあとの話。つまり、着床が確認され、妊娠したことが分かったあとです。
言うまでもありませんが、子宮に赤ちゃんが宿った時点で過度な運動は禁物。ランニングも体を上下に揺らす運動なので好ましくないでしょう。
ウォーキングにいたっては、日数や回数、歩く時間などを減らせば適度な有酸素運動になって健康的です。ただし、あくまでも体に負担をかけないことが条件。
ゆっくり歩くことを意識しながら1日に30分くらいのウォーキングなら問題ないでしょうが、いずれにしても妊娠中の運動については産婦人科の先生に相談することをおススメします。
妊活中は運動したらダメ!と考えがちですが、体に負担をかけるハードな運動でなければ健康的で妊活にも良い影響を与えてくれます。
その一つがランニング。1日の目安や運動量を守れば妊娠しやすい体質づくりに役立つでしょう。くれぐれも過度な運動にならないよう注意してくださいね。
また、妊活にはザクロがいいとよくいわれています。
ランニング後は摂取しやすいザクロジュースなどを飲むと、さらに効果が期待できそうですね。ランニングのお供にいかがでしょうか。