不妊のストレス解消!ついつい憂鬱になったら試したい3つのこと
不妊が原因でストレスを抱える女性も少なくありません。しかし、ストレスは妊活の妨げになりますし、強いストレスを感じたりすると排卵に悪影響を及ぼすおそれもあります。
ストレスを解消できずにいると自律神経やホルモンバランスが乱れ、ますます不妊を悪化させる要因になりかねませんから、日頃のストレス管理に気をつけたいところ。
つい気分が滅入ってイライラしたりモヤモヤしたりしたときは、定期的にストレスを解消して健康的な妊活に取り組みたいですね。
ストレスホルモンを抑える栄養素
ストレスを感じると脳内でコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、ちょっとしたことでもイライラしたり憂鬱になったりします。
ストレスホルモンはセロトニンが活性すると抑えられるため、アミノ酸やビタミン、ミネラルを習慣的に摂取してセロトニンの分泌を促しましょう。
有酸素運動でストレスホルモンを分解
ウォーキングやヨガ、ストレッチやスイミングなどの有酸素運動をすると、脳内のストレスホルモンが分解されて頭がスッキリします。
ストレスホルモンを溜め込むと精神的な乱れだけではなく、高血圧や免疫力の低下など身体的な健康にも支障がでるため、不妊治療を邪魔してしまうトラブルです。
情動の涙を流してリラックス効果
不妊の悩みを抱え不安になると気分が落ち込むのは当然ですし、ストレスを感じるのは仕方のないこと。でも、憂鬱なまま妊活しても、好ましい結果が得られません。
くよくよしたら、思い切って泣きましょう!涙を流すこともストレス解消に有効的で、乱れた自律神経が整ってリラックス効果があるんです。
ただし、泣いてストレスを解消するためには「情動の涙」を流す必要があります。情動の涙とは、感動したり悲しかったり感情的になって泣く涙。
ある研究データによると、情動の涙は“笑うよりも健康的”と言われるほどで、頭の中を空っぽにしやすくなり心と体がリラックスするんですね。
イライラしたり憂鬱になったりストレスを感じたときは、感動する映画や動画などを観て情動の涙を流してみてはいかがでしょうか。
ストレスは不妊の敵
ストレスによって生じる問題は、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、睡眠障害や血行不良、高血圧や免疫力の低下など不妊治療の妨げになるものばかり。
せっかく妊活に取り組んでいてもストレスが原因で排卵の周期が乱れ、自然妊娠しにくくなるケースも珍しくありません。
また、血行不良や高血圧、免疫力の低下などは妊娠しやすい体質づくりを邪魔する不健康な習慣なので、くれぐれも注意したいポイントです。
ストレスは本人にしか分からない心の状態。そのため、夫婦で協力し合ってストレスを管理することも大切なポイントになります。
ストレスは不妊の敵ですし、しっかり対策と予防を心がけたいですね。くれぐれもストレスのサインを見逃さず、心身ともに健康な体質を保つよう気をつけましょう。