40代の妊活で覚えておきたい6つのポイント
40代の妊活で必要なこと
現代の日本は、5人に一人が高齢出産。晩婚化が進み、高齢での妊娠が増えているんです。
ご存知の方も多いと思いますが、年齢を重ねるにつれて出産のリスクが高くなると言われていますよね。
40代で妊活を始めるケースも多く、不妊の改善や妊娠しやすい体質づくりに取り組む女性も目立つようになりました。
35歳を過ぎると妊娠する確率が急激に低下し、20代や30代前半の女性に比べると気を配らなければならない注意事項も増えてきます。
不妊の原因は人それぞれですが、40代の女性およそ6割は卵子の質が低下することが妊娠しにくい理由の一つと考えられているんです。
卵子の質が低下すれば受精の働きが弱くなり、精子と卵子が結びにくくなることが不妊に大きく影響してしまうんですね。
さらに卵子をつくりだす原子卵胞が年齢とともに衰えていき、卵巣や子宮の働きが低下しやすくなり妊娠する力が下がってしまいます。
40代の妊活で重要になるのは生活習慣を改善すること!そのなかでも特に重要となる6つの基本についてポイントをご紹介したいと思います。
ポイント1 バランスの良い食生活
妊活で疎かにしてはいけないのが食事。タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、糖質、脂質をバランスよく摂取する必要があります。
日頃の食生活に気を配り、不足した栄養素や成分はサプリメントやドリンクでしっかり補うなどして、妊娠しやすい体質づくりをサポートしましょう。
ポイント2 体内リズムを整える
体内のリズムが乱れていると生殖機能に悪い影響を及ぼします。規則正しい生活を送り、きちんと人間本来の体内リズムに整えないとダメ。
なるべく決まった時間に食事をとるよう心がけ、就寝する時間も夜更かしや寝過ぎなどは避け、健康的な生活習慣で体内リズムを正常に維持しましょう。
ポイント3 酸化の原因をつくらない
不妊に影響を及ぼす体の酸化。40代の妊活で妊娠しやすい体質を目指すためには、体内に活性酸素を発生させるような不健康な習慣はNG。
急激に紫外線を浴びたり過剰なストレスを溜めたりするのは危険です。また、喫煙やアルコールの多量摂取も酸化の原因/になりますから注意しましょう。
ポイント4 血行不良の改善
血液の流れが悪くなると卵巣や子宮の働きを弱めてしまいます。ウォーキングや軽いジョギングなど適度に筋肉を動かしたりして、日頃から有酸素運動で血行を促すのが基本。
血液の循環を悪くする脂っこい食事や不健康な生活習慣もダメですよ。定期的にリンパを流したりして血行不良を改善するのもおすすめですね。
ポイント5 冷え性対策は絶対!
体温の低下は妊娠しにくい体質をつくる原因の一つ。血液の流れが悪くなることで卵巣への栄養が行き届きにくくなり、酸素不足も招くせいで不妊に影響を及ぼすんです。
黒ゴマやしょうが、ゴボウや山芋といった冷え性を改善する食事を心がけたり、血液の流れを促したりするなどして体温の低下を防ぎましょう。冷たい飲み物も控えたほうがいいですね。
ポイント6 適正な体型が好ましい
基準値を超えた体型では、ホルモンバランスが乱れやすくなります。女性ホルモンの分泌を妨げないためにも、適正な体型を維持したいところ。
痩せすぎも太り過ぎも妊活に好ましくないので、妊娠しやすい体質を目指すなら適正な体型を維持することも重要なポイントになってきますよ。
今回は6つの基本についてご紹介しましたが、大切なのは不妊要因をつくらない生活習慣。40代の妊活では、妊娠しにくい原因を一つでも多く減らすことが課題です。
初めの第一歩は、基本を習慣化することが大事。そのうえで、効果的な方法を積極的に取り入れるべき!まずは基本を徹底するところから始めてみてはいかがでしょうか。