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妊活と「冷え」は関係が深い!体温を下げないための対策と予防

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厄介な冷え性

妊活に限ったことではなく、冷え性は体の不調を引き起こすトラブルの種。なぜ冷え性が妊活に悪い影響を及ぼすかというと、血液の流れを悪くしてしまうからです。

血液は栄養や酸素など生きるために必要な成分を体の各機関に運ぶ重要な役割があり、さらに二酸化炭素や不純物を取り除く役割もあります。

つまり、血行不良になると人体のメカニズムに支障が出るんですね。その原因の一つと言われているのが冷え性というわけです。

体温が下がったり寒さを感じたりすることで血管が一時的に縮み、血液の流れを妨げます。ですから、とくに妊活中は体温を下げない対策と予防が必要になってくるんです。

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冷え性が妊活にダメな理由

卵巣や子宮など生殖器は血管が集まっているところ。血液の流れが悪くなれば、当然ながら負担がかかります。

得必要な成分が行き届きにくくなり、正常な働きを妨げてしまうおそれがあるんです。また、体温が下がることで卵巣や子宮も冷えてしまい、受精に悪い影響を及ぼします。

そのほかにも子宮内膜がトラブルを起こしやすくなり不妊の原因になってしまう可能性があるので、くれぐれも注意しなければなりません。

卵巣や子宮の血の巡りを良くするためには体を冷やさないことが大事。これは不妊を解決する絶対的な条件とも言えます。

血流を促せば卵胞の成長や受精しやすい体質へと改善されるきっかけにもなりますから、日頃から冷え性対策を怠らないように習慣づけましょう。

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対策と予防について

冷え性を予防する近道は、言うまでもなく体温を上げること。低体温の人は、意識的に冷え性対策を心がける必要があります。

まずは有酸素運動で血液の流れを良くすること。毎日のウォーキングや軽いジョギング、ストレッチやヨガなどで体内の酸素と血液を循環させて冷え性を予防しましょう。

次にシャワーだけの生活習慣はヤメて、しっかり入浴して体を内側から温めることも大切。妊娠しやすい体質づくりのために一つずつライフスタイルを改善していきましょうね。

3つめは食事でも体を温める習慣を徹底すること。スパイスやショウガなど体温を上げる効果がある食べ物を積極的に摂取したいところです。

かぼちゃ・にんじん・リンゴ・黒砂糖・玉ねぎ・玄米・ほうじ茶などなど、冷え性予防に効果的な食べ物をピックアップして、体温を下げない食生活を実践しましょう。
反対にアルコールやカフェイン、きゅうりやトマトなどの水野菜は体温を下げるおそれがあるので避けたほうがいいですね。

それらの野菜は栄養を逃がさない調理方法で加熱して食べればOK。運動や入浴でせっかく体を温めたのに、食事で体を冷やしては意味がありませんから・・・。

ほかにも工夫すれば様々な冷え性対策が見つかります。妊活の邪魔をする血行不良を防ぎ、卵巣や子宮を冷やさないためにも体温を下げない習慣を日頃から心がけてくださいね。