妊活のしおり

妊活中のみな様を応援!妊活や不妊でお悩みの方へ
情報をお届けするWEBサイト「妊活のしおり」。

まだまだ遅くない!世界最高齢での出産って何歳?


出産には年齢制限がある、とよく言われます。そのため、女性は若いうちに出産をしたいとか、もうこの年齢だから出産は諦めなくちゃ…というような考え方をします。女性の出産は何歳まで可能なのか、って気になりませんか?特に不妊治療などをしていると、まだまだ妊娠できる可能性がある…と思うだけでも頑張れるようになりますし、治療していく中で不安になったときでも、勇気が湧いてくるはずです。

では、世界で最高齢の出産は何歳なのか、ご紹介していきます。

世界での最高齢出産(2016年時点)


現在、世界中で最高齢出産といわれているのは、インド人女性です。なんとその年齢は70歳なのだとか。日本では高齢者という分類に入る年齢だけに、びっくりですよね。子供は2人いましたが、2人とも女の子でした。どうしても跡取りの男の子が欲しいと思いながら高齢になってしまったのですが、それでも赤ちゃんを産みたいという強い思いがあり、借金を作ってまでも不妊治療を始めたそうです。もちろん自分の卵子というわけにはいかないのですが、提供された卵子を使い、体外受精で子供を授かることに成功しました。しかも双子で女の子と男の子を同時に授かったそうです。

自然妊娠で最高齢出産(2016年時点)


世界での最高齢出産は、提供してもらった卵子と精子を体外受精して妊娠・出産にいたったパターンなのですが、自然妊娠での最高齢出産は、イギリス人女性です。年齢は59歳なので、自然妊娠が出来る年齢としてはかなり高齢になります。元々不妊治療を受けていたわけではなかったのですが、持病を治療していく中でホルモンの補充療法を受けていました。そのことが自然妊娠につながったのでは、といわれています。

ただしその他にも、2012年にはスイスの女性が66歳で双子の赤ちゃんを出産したという話もあります。これに関しては明確になっている情報が曖昧なのですが、それでも50代後半以降で自然妊娠というのはかなり特殊ですよね。

日本での最高齢出産(2016年時点)


日本でも、体外受精によって妊娠と出産に成功した最高齢出産年齢は、60歳です。アメリカでの卵子提供を受けて出産することになったそうです。日本で自分の卵子を使って出産した最高齢は、49歳となっています。

日本では35歳を過ぎたら高齢出産といわれています。確かに35歳を境目として体内にも変化があります。不妊治療をしている人の中には、35歳を節目に考えている人も多いでしょう。でも、最高齢の出産を知ると、私もまだまだ頑張れそうかなという気持ちになれますよね。

35歳をすぎれば高齢出産ではありますが、最近は35歳を過ぎてから出産をする人も増えています。昔と今は大きく変わりましたし、医療も進歩しているので高齢でも安心して出産ができるはずです。

70歳で出産を考える人はあまりいないかもしれませんが、世界で出産している人がいる、ということはもちろん不可能なことではありません。いつまでもあきらめないという気持ちで妊活に取り組めば、そのいい影響がちゃんと伝わって妊活にもプラスに働いてくれるはずです。

若さを保つことが大事

妊娠や出産は女性にとって大きな変化です。妊娠や出産を高齢ですることにはリスクが伴いますが、ちゃんと若さを保てていれば大丈夫です。年齢とともに感じてきた不調がある人は、妊活の前にしっかりと改善させておく必要があります。
年齢に負けないように卵子や子宮の老化を防ぐ対策をしたり、毎日健康的に過ごすことが大切ではないでしょうか。