妊活のしおり

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妊活で避けるべき飲み物と好ましい飲み物

201604_04a妊活は日々の健康管理が重要。バランスの良い食事に気を配るのと同じで、飲み物にも注意しなければなりません。

妊娠しやすい体質づくりのためには、妊活に悪い影響を及ぼす飲み物は避けましょう。“たかが飲み物”と軽く考えてはダメですよ。

体内に入るものには特に気を配り、正しい方法で健康と体調を管理することが大事。しっかり覚えておいてくださいね!

妊活に悪い飲み物

●糖質入りの炭酸飲料
炭酸水であれば問題ありませんが、糖質たっぷりの炭酸飲料はNG。種類によってはカフェインが含まれている炭酸飲料もあるため、妊活に適していない飲み物です。

どうしても炭酸ジュースが飲みたくなった場合は、糖質ゼロのサイダーなどを少量飲む程度で我慢してくださいね。

●カフェイン
カフェインは血管を収縮させる作用があります。子宮の血流が悪くなったり、自律神経のバランスを乱したりするおそれがあるので注意が必要です。

どうしてもコーヒーを飲みたい場合は、ノンカフェインで糖質ゼロのコーヒーを飲むようにしたいですね。ただし、それでも限度は1日1杯ですよ。

●栄養剤
栄養剤には多種類のビタミンや成分が含まれており、妊娠しやすい体質づくりを邪魔してしまう場合があります。

また、化学物質や添加物が入っているケースもあるので要注意。必要な栄養素は、バランスの良い食事やサプリメントで補うようにしたいですね。

201604_04c●アルコール
1日あたり少量のアルコールなら問題ないでしょうが、それを超えると妊活に悪い影響を及ぼす可能性が高くなります。

特に妊娠中はダメ。胎児の脳に障害を起こしたり未熟児が生まれてきたりする「胎児性アルコール症候群」の原因になりますから避けるべき飲み物と言えますね。

妊活に良い飲み物

●ヨーグルト・牛乳などの乳性飲料
乳製品には「タンパク質・炭水化物・糖質」がバランスよく含まれており、妊活に必要な成分を摂取することができます。

妊活中はカルシウムが不足しやすいため、乳性飲料は好ましい飲み物です。ただし、たくさん飲むのは好ましくありません。1日350ミリリットル程度を目安に飲むといいですね。

●そば茶
カフェインも糖質も入っていない“そば茶”は、妊活中の水分補給に適した飲み物。言うまでもありませんが、そばアレルギーの女性はNGですよ。

そば湯に含まれるナイアシンやコリンは肝機能を高め解毒作用を促し、ほかにも便秘改善や高血圧の予防に効果的。また、ビタミンが腸内環境を整えたり血行促進もサポートします。

201604_04d●凝縮タイプのザクロジュース
ザクロは、葉酸・エラグ酸・酒石酸・クエン酸・カリウムをはじめとして、ポリフェノール・ミネラル・ビタミンが豊富に含まれているスーパーフルーツ。

子宝の果実とも呼ばれており、まさに妊活中の女性に最適です。

母体のことを考えて、無添加・無農薬が原料のザクロジュースを飲むようにしましょう。ザクロの成分を最大限に摂取するには、凝縮された果汁100%が好ましいですね。

●無糖のココア
ココアはミネラルが豊富。血管の収縮を防ぐポリフェノールや、子宮の働きをサポートする亜鉛が含まれており、妊活の女性におすすめの飲み物です。

また、酸化を防いでくれたり貧血を予防する鉄分も含まれています。ただし、コーヒーの10分の1のカフェインが含まれているので、飲み過ぎには注意しなければなりません。

●タンポポ茶
タンポポのエキスが子宮内膜の血流を良くし、卵胞の発育を促すとも言われています。マカに含まれる成分も含まれており、妊活中にはお茶がわりに飲んでも良いですね。

さて、いかがでしたか?ほかにも妊活に悪い飲み物や好ましい飲み物はありますが、まずは基本をしっかり覚えておきたいところ。

妊活に悪い影響を及ぼす飲み物を飲んで妊娠しやすい体質づくりの邪魔だけはしないように、くれぐれも注意しましょう。