妊活のしおり

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がんばりすぎていませんか?増える妊活鬱・・・少しでも当てはまったら要注意


不妊治療に取り組んでも思い通りに上手くいかず、期待外れの結果にストレスを抱える女性が増えています。状況が深刻になると“うつ病”を患ってしまうケースもあるほど。

妊婦さんや赤ちゃんを連れたママを見ると気分が沈んでしまったり、妊娠や出産の話題を耳にするとイライラしてストレスが溜まったり、何かと過剰に反応しがちです。

妊活中は地道な努力が必要だと分かっていても、なかなか進展がないと不安になりますよね。でも、ストレスは妊活に悪い影響を及ぼすおそれがあるため、好ましくありません。

少しでも“妊活鬱かな?”と感じたら、リフレッシュしたり気分を紛らわしたりしてストレスを解消することが大事。うつ病を引きずったまま妊活するのだけは避けてくださいね。

不妊治療の心がまえ


まず、不妊症と診断された時点でショックと同時にストレスや不安がのしかかります。そのショックを乗り越えても、次に待っているのは地道な不妊治療。

ほとんどの人が「すぐに結果を求める」のですが、基本的に不妊治療は長期戦です。平均でも2年から3年が必要になり、その間は徹底的に妊活と向き合うことになるでしょう。

つまり、短期間での結果を期待するから精神的にストレスが溜まりやすくなり、半年や1年で不安を感じて心が折れそうになったとき、うつになりやすいわけです。

さらに、周囲からのプレッシャーを感じると状況は深刻になります。たとえば親戚や知人から「お子さんのご予定は?」なんて聞かれた日には、疲れが一瞬で押し寄せます。

妊活鬱にならないためには、不妊治療に対する責任感と焦りを自分に与えないことが重要。

なぜなら、うつ病になってしまう最大の要因は、必要以上にプレッシャーを感じてしまうことが原因と言えます。

妊活の課題はストレス管理


いつ妊娠できるか分からない先の見えぬ不安、年齢を考えての焦り、周囲の目に監視されているようなプレッシャー感、そして孤独な精神状態が積み重なると危険です。

その結果、自己嫌悪に陥ったり悔しさや劣等感が心を支配したりして、目的を見失いかけそうになったときは、ひとまず不妊治療はお休みしましょう。

そうした状態を引きずったまま不妊治療や妊活に取り組んでも、ストレスが女性ホルモンや子宮の働きに影響を及ぼして良い結果が出にくいからです。

なんだか涙もろくなった、無気力になることが多い、赤ちゃんや妊婦さんを見ると切なくなる、夜になると不安が襲ってきて寝付けないなど、妊活鬱の前兆ですから要注意。

もしかしたら、もうすでにうつ病の可能性も考えられます。精神的に不安を感じてプレッシャーで息苦しくなったら、早急にメンタルケアしてください。

最近は不妊に関するメンタルケアも増えていますし、不安や悩みを打ち明けて心のモヤモヤを吐き出すことが大切です。

心療内科やメンタルクリニックを活用して、心を落ち着かせるのも一つの手段。

精神状態の乱れをセルフコントロールするのは非常に難しいですし、とくに不妊の悩みはデリケートなので自分一人で抱えておくのは好ましくありません。

その際は、なるべく夫婦そろってメンタルクリニックに足を運び、気持ちを共有し合うのがベスト。くれぐれも、自分を責めたりしないでくださいね。

また、妊活中にほっと一息したいときは、妊活のパワーにもなるといわれているザクロを取りいれてみてはどうでしょうか。
ザクロジュースだと、手軽にとりやすく飲みやすいので気持ちを落ち着かせるために役立ってくれそうです。