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不妊の悩みはどう解決したら良い?一人で悩む女性への解決方法


厚生労働省のデータによると日本の不妊患者数は、およそ47万人。国内の夫婦6組に1組の割合で不妊治療を経験している現状です。

しかし、これは一部です。あくまでも治療を受けた患者数で、不妊症に悩む夫婦は140万人以上いると言われています。

不妊症に悩む夫婦の3組に1組しか治療を受けていない計算になりますよね。さらに日本は、世界でも例をみないほど不妊治療のクリニックが多い国なんです。

全国で600件以上ありますが、アメリカは500件。人口比率で考えると、日本のほうが明らかに多いことが分かります。つまり日本は、“不妊率が高い国”というわけです。

・日本・・・人口1億3,000万人 不妊治療のクリニック600件
・アメリカ・・・人口3億1,000万人 不妊治療のクリニック500件

一人で悩まないで!

日本の問題点は、不妊に対する意識の低さ。「不妊症かも…」と思っても、実際に不妊治療を受ける人が少ない現状。

ただ悩んでいるだけでは、何も問題は解決しません。また、誰にも相談できず一人で不安を抱えたり悩んだりするパターンも好ましくありません。

旦那さんに相談して一緒に産婦人科を受診するのが理想ですが、どうしても一人で抱え込んでしまう女性は相談できる相手を見つける必要があります。

でも、知識のない人や経験したことがない人に話しても結局は問題が解決しないので、クリニックや産婦人科に足を運んで現状の悩みを打ち明けることが先決ですね。

そうじゃないと、いつまで経っても不妊のまま。そして何よりも、不妊は“早期の治療”が重要です。年齢を重ねるにつれて卵巣や子宮の働きが低下し、不妊治療に影響を及ぼすおそれがあるためです。

ストレスは妊活の敵!

不妊はデリケートな問題です。「相談したくても話せる相手がいない」という女性も少なくないはず。一人で抱え込むと不安が募るばかり。

こういった状況で厄介なのがストレスです。不安や焦りは精神的に疲労しますから、自分で思っている以上に体はストレスを感じています。

ストレスは妊娠しやすい体質づくりの邪魔になるので要注意。ホルモンバランスを崩したり女性ホルモンの分泌を妨げたりする厄介な原因です。

厚生労働相が流産・死産を経験した73人の女性を調査したところ、
・カウンセリングを受けた人の81%は、その後、問題なく出産できた
・カウンセリングを受けなかった女性のうち53%は、その後も流産・死産を経験した

というデータが出ています。

まずは専門家に相談を!

いかにストレスが、妊活に悪い影響を及ぼすかが分かりますよね。たとえ着床が成功しても、子宮に影響が出ると出産のリスクを高めてしまいます。

妊娠してから出産するまでが妊活です。クリニックや産婦人科のカウンセリングを利用して、ストレスを軽減するのも妊活にとって大切なこと。

不妊症を治すためにもカウンセリングは重要なメンタルケアです。また、時間があるときにはYahoo!知恵袋やOKWaveなどQ&Aサイトを参考にしてみるのもいいかもしれません。

ただし直接的な解決にはなりませんから、やはり医師に相談するのが一番。とにかく、一人で悩まないでください。先ほども言いましたが、理想は夫婦で産婦人科を受診すること。

不妊は早めの対応や治療が必要になるデリケートな問題です。ストレスを溜めないためにも、早い段階で相談できる相手を見つけましょう。