妊活のしおり

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妊娠しやすい体位がある?妊活で試してみたいセックスの体位とは


妊活といっても様々な方法があります。病院に行って本格的な不妊治療をする人もいれば、まずは自分自身でできることから…と妊娠しやすいといわれていることを色々と試してみる、というのも妊活になります。

病院での診察を受けて、不妊の原因がはっきりしている場合は、その原因を取り除くための治療が必要ですよね。でもはっきりとした原因がないときは、病院での治療を受ける前に自分たちで、できることから始めるようにと病院でもアドバイスを受けるはずです。

妊娠を目指しているなら、セックスの体位についても考えてみましょう。できるだけ妊娠しやすい体位を試して、自然に妊娠する確率を高めたいですね。

子宮が前に傾いている正常位

正常位は最も一般的な体位といわれていますが、子宮が前に傾いている人は正常位が妊娠しやすい体位です。一般的に女性の子宮は前傾なので、正常位で妊娠しやすくなる人が多いですね。より精子の動きをスムーズにするために、腰の位置を高くしてあげるといいでしょう。クッションなどを置いて、精子の動きを助けてあげてください。

子宮が後ろに傾いている後背位・後側位

後背位は、バックスタイルと呼ばれている体位です。女性は後ろ向きになり、四つん這いの状態になります。挿入が深くなることで、子宮が後ろに傾いている人でも精子が届きやすくなります。

後側位は、お互いに横向きになって、後ろから挿入するスタイルの体位です。骨盤を圧迫しないので、精子が子宮へと移動しやすくなります。また女性が少し丸まるような姿勢になって、より挿入が深い状態にすると、奥まで届きやすいといわれています。

子宮の前屈と後屈の確認をしておこう


妊娠しやすい体位を考えるときに、まず病院で子宮が前屈なのか後屈なのかをチェックしてみましょう。そして子宮の位置に合わせて体位を考えたいですね。

一般的には前屈の女性が多いので、後屈だと妊娠しづらいのでは…と思ってしまいますが、そういうわけではありません。ただし後屈の場合は子宮と他の臓器が接しているので、他の臓器と癒着してしまう可能性が考えられます。

そうなれば不妊症になりやすいですし、妊娠後に流産する確率も高まってしまう、と言われています。内膜症や骨盤の炎症などが癒着する原因となっているので、病院でしっかりと診てもらって、問題ないかどうかを確かめておけるといいですね。

体位を考えるときに大切なこと


・お互いに気持ちいいと感じられる体位を見つける

気持ちいいと感じることによって、妊娠する確率はアップするといわれています。特に女性のオーガズムがあると、膣がしまって膣の奥は風船のように空洞ができ、そして子宮口も下がって精子を吸い取るような動きをします。バルーン現象と呼ばれているのですが、これはセックスのときに分泌されるオキシトシンというホルモンが影響しています。

気持ちいいと感じることによって分泌も活発になります。また気持ちよくなると濡れる、といいますよね。この時分泌されるのが子宮頸管粘液と呼ばれるアルカリ性のものです。精子は酸に弱いので、子宮頸管粘液によってアルカリ性になった膣内であれば、子宮まで楽に泳いでいくことができ、より妊娠する確率がアップする、という仕組みになっています。セックスもスムーズになります。

気持ちいいと感じることによって妊娠しやすくなるので、妊娠しやすい体位を考えながらも、お互いが気持ちよくなれる体位を見つけられるといいですね。

・とにかく行為を楽しむ

妊娠するためのセックスというと、何だか義務的になってしまいがちです。授かるための行為とはいえ、それではお互いに楽しめませんよね。大事なのは、楽しむという気持ちです。愛する人と触れ合うことに喜びを感じるための行為ですよね。

焦りや不安は禁物です。心までリラックスして楽しみましょう。