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妊活豆知識 そもそも妊娠する確率ってどれくらいなの?


赤ちゃんを授かる・妊娠するタイミングは人それぞれです。授かりたいと思ってからすぐに授かれる夫婦もいれば、授かりたいと思ってから数年かかる、という夫婦もいます。それぞれ夫婦のペースというものがありますし、タイミングもあります。また不妊であれば治療を受けて、やっと妊娠、ということもありますよね。

妊活を頑張る人なら知っておきたいのが、そもそも妊娠する確率はどれぐらいなのか?ということです。妊娠の確率について、考えてみましょう。

妊娠の確率とは…


排卵日に避妊をせずセックスをした場合、健康的で何にも問題のない夫婦であれば、どれぐらいの割合で妊娠すると思いますか?実際の数値は、約25%です。排卵日に避妊をせずにセックスすると、100%の割合で妊娠できる、と思っていた人も多いのではないでしょうか。約25%という数字は想像よりも少ないですよね。

この確率は健康的で何にも問題のない夫婦でも約25%なので、それ以外に妊娠しづらい原因があった場合、さらに確率は低くなります。

排卵日を目安にしたベストタイミングとは?


妊活を始めると、まずタイミング法から始まります。病院で不妊治療を受けるときも、まずはタイミング法に挑戦してみて、ダメだったら次の不妊治療へ、というステップがあります。

タイミング法とは、排卵日を目安にしてセックスをする、という方法ですね。必ず排卵日に…というわけではなく、排卵日を中心として1日~2日前後は妊娠しやすいタイミングです。排卵日は基礎体温で知ることができます。

卵子は6時間~24時間の寿命があり、精子は2日~5日です。この間に卵子と精子がうまく出会うことができれば、妊娠となります。こればかりはあくまでタイミングの予想でしかないので、実際にいいタイミングを狙っても、妊娠できるかどうかは確実とはいえません。一度で妊娠できることもあれば、何回かチャレンジしなければいけないときもあるので、あくまで目安として考えましょう。

年齢によって変わる確率

妊娠する確率は、最近最も多いといわれている出産時期である20代後半から30代前半では、自然妊娠の確率は約25%、その後30代後半になると一気に落ちて、18%前後、40代になるとわずか5%ほどというように、年齢とともに自然妊娠できる確率は大きく減少していきます。まだまだ若いから大丈夫と本人は思っていても、確実に年齢を重ねています。特に卵子は年齢を重ねるとともに妊娠しづらい状態になっている、ということを知りましょう。

男性の精子も、実は年齢とともに質が低下するといわれています。そう考えてみると、出産年齢が上昇している今の時代は、不妊で悩む人が多いのも理解できますね。

セックスの頻度によって変わる確率


日本はセックスレスが深刻化している国、としても知られています。特に最近は共働きで女性も外で働いていることから、なかなかタイミングが合わない、疲れていてそういう気分になれない…などといったことから、セックスの回数が減ってしまいますね。排卵日を狙ってセックスをするというよりも、妊娠する確率を上げたいのであれば、週に2日から3回ほどが理想だといわれています。それを続けていると、1年以内に妊娠する確率は80%にもアップします。

妊活というと、卵子や精子の質を高めるとか、排卵日にセックスをする、というようなことを考えがちです。もちろんそういった妊活も大事なのですが、セックスが義務になっていませんか?妊娠のために必要なひとつの行程になっていないでしょうか?

まずはパートナーとの関係を築き、定期的なセックスでより確率を高める、という妊活も頑張ってみてはどうでしょうか。